「異世界ショットバー しずく」の感想・作品紹介

ラノベ

「異世界ショットバー しずく」は、異世界にバーごと転移してしまった主人公が、そのまま異世界の地にてバーを経営しながら、来店してくるお客さんの悩みを解決していくという作品です。

そんな「異世界ショットバー しずく」の内容を感想などを交えて紹介していきます。

本作を読もうか迷っているという方は、是非読むかどうかの判断材料にして下さい。

「異世界ショットバー しずく」の作品概要

異世界ショットバーしずく 表紙
©︎白水廉/vient/KADOKAWA

作品情報

原作者:白水 廉
イラスト:vient
レーベル:ドラゴンノベルス(KADOKAWA)
発売日:2022年9月5日
価格:1430円
ページ数:240ページ

こんな方におすすめ

・雰囲気の良い作品が好きな方
・お酒が好きな方
・ファンタジー作品が好きな方

あらすじ

悩みを抱えているのなら、異世界のバーで美味しいカクテルを。

バーテンダーの雫は、ある日突然店ごと異世界に飛ばされた。

すぐには元の世界に戻れないと知った雫は、生活のためバーを始めることに。
すると店には訳ありの住人が次々とやってきて――。

力不足に悩む冒険者の少女、親友と喧嘩し荒ぶる男、田舎を捨てた獣人の娘、亡き夫の言葉を確かめにきた婦人……雫はそんな住人たちを自慢のお酒で癒していく。

ドラゴンノベルズのホームページより引用

世界観を紹介

転移先の異世界は、獣人が存在したり、魔法が使えたりするファンタジーな世界。

通貨は金貨、銀貨、銅貨というものが使われている。

  • 銅貨=一番価値が低い通貨
  • 銀貨=銅貨10枚分の価値がある
  • 金貨=銀貨10枚分の価値がある

銅貨3枚分の価値の商品を買う時に銀貨を出したら、銅貨7枚がお釣りとして返ってくる。

といった形で取引が行われている。

お酒の種類が少ない。

用語紹介

バー ドロップ

主人公が営業しているショットバー。

建物の1階が店舗になっていて、2階には自宅がある。

日本では立地の問題で客が少なく閑散としていたが、異世界に転移してからはどんどん客が増え、繁忙になった。

迷い人

時空の歪みに巻き込まれることで、日本から異世界転移してきた人たちのこと。

稀に建物ごと異世界に転移してくる人もいる。

異世界で時空が歪んだときにその場所にいれば、日本に戻ることができる。

魔術師

魔力を使って魔法を使うことができる人のこと。

魔力量は生まれつき決まっていて、人間の方が獣人より魔力が多い傾向がある。

魔道具

魔力を注入することで使うことができる道具。

異世界でのライフラインは魔道具によって整えられている。

冒険者

依頼を受けて、魔物を討伐したり、必要な素材などを採取する人のこと。

腕っぷしの強さや依頼の達成率、経験などからランクが決められて、そのランクに応じた依頼を受けることができる。

ランクはF〜Sまでの7段階存在する。

登場人物紹介

「異世界ショットバー しずく」の登場人物の画像
©︎白水廉/vient/KADOKAWA

坂月 雫(さかずき しずく)(男)

ショットバーの「バー ドロップ」を営業するバーテンダー。

ある日、店ごと異世界に飛ばされることとなる。

そうして、異世界の地にてバーを営業していくことになり、その中で様々なお客さんの悩みを解決していく。

アーリア(女)

冒険者としての実力不足を嘆く少女。

「困っている人の力になる」という目標を持っている。

雫に悩みを聞いてもらったことがきっかけで、ドロップで働くこととなる。

ビビアン(オネエ)

雫より前に日本から異世界に転移してきた人物。

面倒見がよく、雫に異世界のことを色々と教えてくれる。

美容室を営業している。

ゴンズ(男)

雫が初めて出会った異世界人。

Bランクの冒険者。

体格が良く、性格はガサツ。

ガラルド(男)

ライオンの獣人。

ゴンズとパーティーを組んでいるBランク冒険者。

イケメン。

ディオーラ・ファークラス(男)

雫が異世界転移した先の土地の領主。

謙虚で話しやすい人物。

ラミ(女)

ウサギの獣人。

魔術師として魔道具を取り付ける仕事をしている。

明るい性格。

「異世界ショットバー しずく」の読みやすさは?

非常に読みやすかったのです。

読みやすかった理由
  • ページ数が少ない
  • 1ページあたりの文字数が少ない
  • 本が大きいので、文字がでかい

管理人
管理人

普段あまり本を読まないという方でも、読んでて苦にならないと思います。

「異世界ヨットバー しずく」を読んで見ての感想

ファンタジー✖️バーということで全体的にほっこりとした雰囲気が漂っていて、読んでいると落ち着く作品でした。

作者の白水先生は元々バーテンダーをやっていたらしいんです。

その時の経験や知識を活かして書き上げられている作品ということで、読んでいると様々なお酒に関する知識を身に付けることができました。

そんなお酒に関する知識を交えながら、お客さんの抱える悩みを解決していくという流れで物語は進んでいきます。

悩みを解決していく中でお客さん一人一人の物語に触れることができ、いろんな物語を楽しめました。

まとめ

ぜひ「異世界ショットバー しずく」を読んで、お客さん一人一人の物語を楽しみながら、そのほっこりとした雰囲気に癒されてみて下さい。

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