「小説が書けないアイツに書かせる方法」の感想・作品の内容を紹介

ラノベ

「小説が書けないアイツに書かせる方法」は、2022年発売の「エロい」コメディラノベ作品です

そんな「小説が書けないアイツに書かせる方法」を読むか悩んでいるという方に向けて、読んで見ての感想などを交えて、作品の内容について紹介していきたいと思います。

是非、読むかどうかの判断材料にしてください。

「小説が書けないアイツに書かせる方法」の作品概要

小説が書けないアイツに書かせる方法の表紙
©︎アサウラ/橋本洸介/KADOKAWA

作品情報

原作者:アサウラ
イラスト:橋本洸介
レーベル:電撃文庫(KADOKAWA)
発売日:2022年9月9日
価格:737円
ページ数:344ページ

こんな方におすすめ

・エロいラノベが読みたい方
・作家について描かれた物語が好きな方

あらすじ

 『ベン・トー』のアサウラが贈る淫靡で情熱的なモノカキの物語!

自らの性の悩み――勃起できない事。

勃起不全に対する悩みと家族、主にイケてる姉と従順な妹を描いた小説で新人賞を受賞した『月野シズク』こと、月岡零。

男子高校生である彼は、内容が内容のために周りには作家である事を隠して活動していたのだが、デビュー作を超える次回作が思いつかず書けずにいた。

 悩み続ける彼の前に一之瀬琥珀と名乗る巨乳美女が現れる。

そして…… 「私の考えた小説を書かなければあなたが月野シズクである事をバラす」と脅迫されてしまうのだった。  

彼女の目的がわからず困惑するものの零は従うフリをしてその内容を聞く。  
すると今まで一度も反応しなかった零の男根が謎の反応を示すのだった。  

これは一之瀬琥珀による脅迫と創作の月野シズクの記録である――。

KADOKAWA公式ホームページより引用

登場人物紹介

月岡 零(つきおか れい)

小柄で、女の子のように見える姿・顔をした17歳の男子高校生。

「デスニードラウンド」というFPSゲームにハマっており、全国ランキング300位台と相当やりこんでいる。

「砂漠に降る霧雨」という作品で新人賞を受賞し、作家としてプロデビューを果たす。

デビュー後は、小説を書けずに1年が経過してしまう。

一ノ瀬 琥珀(いちのせ こはく)

女子大に通っているお嬢様。

容姿が整っていて、スタイルも良い。

常軌を逸した発言が多く、周りを困惑させることがしばしば。

謎が多い人物。

月岡 薄荷(つきおか はっか)

零の2つ下の妹(中学生)。

零と顔も姿も瓜二つ。

純真無垢で清楚な女の子。

出場していないミスコンでなぜか優勝した記録を持つ。

月岡 瑠菜(つきおか るな)

零の二つ上の姉(大学生)。

零と顔も姿も瓜二つ。

「合コン無双」の二つ名を持つ、色んな意味でのやり手。

倫理観をどこかでロストしたことにより、破天荒な日々を送っているが、何気に家族思い。

山岩(やまいわ)

零の友達。

プロレスラー体型でパワー系。

事あるごとに零を怪しげなサウナに誘ってくる。

川端 (かわばた)

零の友達。

細身で長身。

「デスニードラウンド」で全国ランキング4位、世界ランキング40位に入る猛者。

事あるごとにプロレスごっこに誘ってくる。

「小説が書けないアイツに書かせる方法」の感想

「とにかくエロい」この一言に尽きる作品でした。

物語の中の至る所にエロいワードが散りばめられており、勃○とか射○などの言葉が普通に出てきます。

いかがわしい事をおこなっているシーンも描かれていて、状況が詳細に描かれているためリアリティがすごいです。

エロシーンのインパクトが強いため「エロいラノベ」という印象が残りがちですが、ただエロいだけではなく物語もしっかりと作り込まれていました。

序盤は主人公が成長して小説を書けるようになるまでの物語だと思いきや、中盤から終盤にかけて内容がガラリと変わっていきます。

なので、飽きることなくどんどん読み進められました。

一つ気になった点があるとするならば「ヒロインが大学生である必要はあったのかな?」という点です。

大学生という設定が生かされてない気がして、「主人公と同じ高校生でもよかったんじゃないかな」とは思いましたね。

ですが、そこを差し引いたとしても「とても面白かった」と言えるくらいにいい作品でした。

書籍

電子書籍

まとめ

「小説が書けないアイツに書かせる方法」はエロ要素が多分に含まれている作品ということで、正直好みが分かれる作品だと思います。

ですが、エロ要素が大丈夫な方は読んで後悔することはないので、是非読んで見てください。

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